マイクロデンティストリー ☆ 歯科用顕微鏡の導入 ☆
当院では2007年より歯科用顕微鏡による治療を行っております。歯科用顕微鏡とはあまりまだなじみがない言葉だと思います。歯科用顕微鏡とはその名前の通り歯科に使う顕微鏡です。実物は写真の通りですがではいったい何に使うのでしょう?基本的には全部の治療に使います。今までは2.5倍に拡大できるめがねタイプの拡大鏡を使っていました。 このめがねタイプの拡大鏡も脳外科の先生が使うのと同じものです。通常の治療ではこの程度の倍率でも十分精密な治療が可能です。ただ数十ミクロンの誤差が歯の寿命を決定付けるとしたらやはりそれなりの精度を出さなければなりません。そうなると人間の裸眼では200ミクロンの認識がやっとですからやはり10倍以上の拡大率が必要となります。そのために歯科用の顕微鏡が開発されました。 顕微鏡で見るとすっごく細かなところまで見えます。当然倍率が違いますもんね(^^ゞその精密さが歯の寿命に直接つながるように生かして生きたいと思っています。
☆マイクロエンド☆
当院では治療の困難な神経の治療にも顕微鏡を使っています。マイクロエンドはマイクロスコープエンドドンティックスの略です。 マイクロスコープは歯科用顕微鏡のことですが、エンド(歯内治療)とは歯の神経の治療のことです。 神経の治療においては非常に見えにくい部分を治療するわけで、従来はほぼ手探りでした。ところが細くて長くて深い神経の治療において顕微鏡が非常に有効だとわかってきました。神経の治療において世界をリードするのはアメリカですが、アメリカで神経の治療をするのはほとんど専門医です。一般の歯科医師は神経の治療をあまりしません。その理由は訴訟です。高度な技術を要する神経の治療においては一般医の技術レベルが不足して訴訟につながるからです。 日本においては普通に一般医が神経の治療をしますが、残念ながら治療成績がよいとは言えません。やはり神経の治療においては技術、経験、それに顕微鏡が欠かせないようです。ちなみにアメリカの神経の治療をする専門医の学会においてはほぼ100%の専門医が顕微鏡を使用しており、顕微鏡を使わないで神経の治療をする専門医はいません。 そのような経緯で顕微鏡を導入した当クリニックにおいても更なる治療成績の向上、クオリティのアップを目的にマイクロエンドを行っております。 確かにこの方法で治療すれば、治癒率もアップするでしょうし、従来であれば抜かなければならなかった歯もすべてではありませんが助けることができるかも知れません。そうすればよけいな歯も削ることなく健康を回復することができます。 詳しいことは主治医に尋ねてください。